がんばれ!山田課長補佐。

『経産省の山田課長補佐、

ただいま 育休中』を読んだ。

経産省の山田課長補佐、ただいま育休中

この本はシーラカンス日記でも取り上げられていたように、経済産業省に勤める山田課長補佐が書いた、育児休暇の日々の記録なのです。

(育児は大変だ)と頭では理解していた山田課長補佐。
でもやってやれないことはないだろうと、そして自分が育児休暇をとることで世の中の常識を変えることができる!かも知れないと思った、山田課長補佐。
その山田課長補佐の育児休暇の記録なのです。

家庭に入り育児をすることの意味。社会からの疎外感。閉塞感。ぷちウツな日々・・・。
一方では子育ての楽しさ。人間らしい暮らしのゆたかさ・・・。
とても多くのことを体感し理解していく山田課長補佐。
特に、母性に目覚めていく姿は読んでいてとてもほほえましい。
母でなくても子育てはちゃんとできる。母親にできて父親にできないことは初乳を与えることくらいとさえ言い切る。面倒を見ている赤ちゃんはすっかっり自分の(所有する)子どもなのである。

所々にはいる吉田戦車風のイラストにも笑える。

慣れない育児、家事、子供連れの外出。そこから感じられる色々な不便さやおかしさについても素直に考えていく。どうしたら子育てをバックアップできるか、ひいてはどうしたら国を社会をもっとよりよくしていけるかについて思い悩む。ここには、本来、国家公務員になって働こうとする人たちの想いが素直に出ていると思う。
悪さばかりやっているのが、お役人じゃないんだよ!と改めて認識できる。
最終章にある、男女育児機会均等法を!の提言はさすがと思える内容のもの。
餅は餅屋!法律の起案は国家官僚なのである。(ホントに褒めているんですよ)

書いてある内容は簡単な、当たり前なことばかりなのに、それができていない現実。
実際にやろうとすると、とても難しい現状。何とかしたいと思う。
この本を読んで、育児休暇を取ろう!と思う男性でてくるかどうかは、はなはだ疑問だけど、
山田課長補佐のような男性がメジャーな存在になれるようになればいいなと思う。

子育て中のお父さん。そうでないお父さん。とにかくそこらへんの男性に読んで欲しい本。
もちろん、女性の方にも読んで欲しい。そして周りの男性に(こんな人もいるんだよって)伝えて欲しいと思う。

とにもかくにも、山田課長補佐様。
これからも多くの困難にも立ち向かい、がんばってくださいね。応援しています。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2006年04月07日 01:15
この本、新聞でも取り上げられていたような。
この方だけでなく、ひろくまさんはじめ今では多くのパパたちも同じように頑張っているわけですよね。ひろくまさんも書いてみたら?
2006年04月07日 10:27
面白そうなので、図書館に予約をいれました。旦那が読んでくれるといいなぁ。
2006年04月07日 23:43
スーさん。
>ひろくまも書いてみたら・・・。
うーん。書けそうな気もするけど・・・。
切り口に工夫が必要ですね。多分。

りえくまさん。
私も図書館で借りました。
てっ言うか、今まだかりてます。おいおい。
早めに返却しておきます。
2006年04月08日 23:52
ひろくまさん、コメントありがとうございました。

 私も役人の端くれなので、山田課長補佐の存在は、ほっとします。でもこれから忙しい霞ヶ関にもどってこれからどうなるんだろう。こどもが3才でも、小学生になっても、中高生になっても、平日や休日に時間を作って子供とかかわっていけるのだろうか。自分自身の問題として考えてもタメイキが出ます。
2006年04月09日 00:02
ひろくまさんコメントありがとうございました山田課長補佐の存在はほっとします。でも忙しい霞ヶ関にもどってこれからどうなるんだろう・・。私も役人の端くれなので考えるとタメイキがでます。こどもが小学生、中学生と大きくなるなかで、どれだけ子供とかかわり続け、 組織の中で工夫したりやりくりしたりしていきていけるのでしょうか。今後の姿も知りたいものです。しぶとく、やりつづけるのでしょうけど。
追伸 プログはじめたばかりなので2回同じコメントしていたらごめんなさい。
やまと
2006年05月24日 23:25
はじめまして!一年も育休をとったら民間では、帰って来たら席がありません(笑)。それ以前にとれません!!!こんなピンボケの官僚がいるから、日本の国はいつまでも良くならないのでしょうね。我々の知らないところで、とんでもない法律がいつの間には通され、その為に中小零細企業の経営者、従業員や、障害を持つ弱い立場の人達は、非常に苦しい思いをしている現状!大企業優遇、福祉切捨て政策の為、どれだけ多くの人が涙を流しているかご存知でしょうか?一年も育休する暇があったら、もっと日本国民の為に働けよ!と言うのが本音です!税金の無駄使いですね!いらない役人が多すぎます。
ひろくま
2006年05月25日 13:04
やまとさん。はじめまして。
仰るとおりですね。民間企業、ましてや中小企業では育児休暇なんて取れる環境にはありません。これが現状なんです。でもこれは、決して容認しちゃいかんことだと思います。そのためには、政治家も官僚も本気になって考えなくてはならないのです。
その政治家を選んでいるのは、他でもなくわれわれ国民のはずなんですがね・・・。
一度、この本を読まれてはいかがでしょうか?
官僚の中にも、もしかしたら国民のことを考えている変わり者がいるかもしれませんよ。

この記事へのトラックバック

  • 続・父親の子育て

    Excerpt: 先日"父親の子育て"で紹介した経産省の山田課長補佐、ただいま育休中と父親が子育てに出会う時を読み終えた。 Weblog: しみじみ日誌 ~チビスケの喜怒哀楽~ racked: 2006-04-21 15:19
  • 子育てするパパ 続編 ~ パパだって育休とれる! ~

    Excerpt: こんばんは MamaMarket運営事務局のトン子です 今日の午前中に 子育てするパパ ~ 皇帝ペンギン&江口洋介さん ~ という記事をアップしたばかりで.. Weblog: MamaMarket のブログ racked: 2007-05-16 09:47